乙一さんの短編小説を映画化した「KIDS」（荻島達也監督）が2日公開され、丸の内TOEI1（東京都千代田区）で、主演の小池徹平さん（22）と玉木宏さん（28）らが舞台あいさつをした。小池さんが「“ジャイケン”でアイスクリームをよくおごってもらった。玉木さんは弱くて」というエピソードを披露すると、ヒロインの栗山千明さん（23）が「二人は会うたびに距離が近付いて本当に仲良しでした」と大人気のイケメン二人の関係を明かした。 

「KIDS」は、乙一さんの短編「傷－KIZ／KIDS－」が原作。人の傷を自分に移すことができる特殊能力を持つアサト（小池さん）が、暴力に明け暮れるタケオ（玉木さん）や顔の傷を隠して暮らすシホ（栗山さん）と出会い、心を通わせるが、アサトは、人々の傷を自分の体に移し続け、全身傷だらけになっていく……という感動のファンタジー。既に韓国、台湾、香港での公開も決定している。 


栗山さんが「出演して心が洗われるような思いがする作品でした」と感慨深げに語ると、玉木さんは「重い、重い」と言いながらも「改めて友情の大切さが分かる作品。人は一人では生きていけないということを感じられる」と思いを込めて語っていた。 


映画は同劇場など全国でロードショー公開される。

新聞轉自每日新聞社




   

      
 
最後這張是官網拍的照片

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